・AF BORG Nikon で全玉抜AFを作る2010/07/31 18:42

BORGのAF化について、最近既存のレンズの一部または全部を外して代わりのAFレンズを入れることによりAF化をする例が何件か報告されております。

代表的なサイトをいくつか挙げますと、

アクロマートAF http://achromataf.exblog.jp/
Lounge DigiBORG 改造サイト http://www.digisco.com/digiborg_bbs/digisco.cgi

が有ります。

撮影サンプル写真を見させていただくと、なかなかのようなので、
私も以下のベースで試作してみることにしました。

機材の基本構成は次のような事を考えています。
対物レンズはBORG101ED
鏡筒は80Φでドローチューブで光路長を素早く調整可能にする
ズームレンズはシグマの70-300mmF4-5.6を使用する。
カメラはNikon D300

現在基本構想と平行して機材の調達を行っています。

まず次の物を入手しました。
ズームレンズ外側にかぶせる80ΦL25ミリ鏡筒 [7025]
ドローチューブ [7800] と 80ΦL25ミリ鏡筒 [7025] を直結する特注リング

特注リングの仕様は次の通りです。

ドローチューブ側    73.0mmΦ雌 P0.75
80ΦL25ミリ鏡筒側 77.6mmΦ雄 P0.75

特注リング単体の外観

特注リングをつけてドローチューブを伸ばした状態


特注リングをつけてドローチューブを縮めた状態

これでAFレンズの交換の後、光軸をきっちり維持したまま
素早く光路長の変更ができると思います。

ズームレンズの全玉抜きは未だ取り掛かっておりません。

80ΦL25ミリ鏡筒とズームレンズの接続方法も未定です。

終わりましたら報告いたします。