・70-200mm F2.8 の三脚座を変更する ― 2014/04/26 14:58
ニコンの70-200mm F2.8はお気に入りのレンズの一つですが最近RRSのページを見ていたら三脚座のレンズ側のニコンオリジナルプレートの強度が弱いとの記事を見つけました。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.3301/.f
今までにこのプレートが壊れて落下した事はありませんが、高価なレンズなので万一の事を考えて、RRSのプレートに交換する事にしました。
三脚座そのものは以前から着脱が早く便利なので、RRSの物を使っています。
三脚座を外した状態です。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.3301/.f
今までにこのプレートが壊れて落下した事はありませんが、高価なレンズなので万一の事を考えて、RRSのプレートに交換する事にしました。
三脚座そのものは以前から着脱が早く便利なので、RRSの物を使っています。
三脚座を外した状態です。
ニコンオリジナルプレートを取り外した状態です。
RRSのプレートを取り付けた状態です。
RRSのプレートは倍ぐらいの厚みが有ります。
15分程度で交換が終わりました。
・中望遠用組み立て式ジンバル雲台 ― 2014/04/18 13:27
私は中型三脚(Gitzo GT2540LLVL) + 雲台(Manfrotto 501HDV)
の組合せで 200-600mm の望遠撮影を行ってきました。
フィールドを野生生物を追いかけて走り回る場合はそれなりの
機材の軽量化を図らないと長時間の機材を担いでの撮影は
疲労との戦いになってしまいます。
このたび機材を今まで以上にスムーズに振り回す必要を痛感し、ジンバル雲台を中型にも採用する事にし、色々検討の結果、
大型と同様にRRSの組み立て式ジンバル雲台に決めました。
機器の構成は以下の4個の部品の組合せでとても軽いです。
Ultimate Omni-Pivot Package(部品3個)
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.8893/.f
PC-LR: Round lever-release panning clamp(部品1個)
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.3603/.f?sc=26&category=3553
上記の部品を三脚に取付けた状態。
の組合せで 200-600mm の望遠撮影を行ってきました。
フィールドを野生生物を追いかけて走り回る場合はそれなりの
機材の軽量化を図らないと長時間の機材を担いでの撮影は
疲労との戦いになってしまいます。
このたび機材を今まで以上にスムーズに振り回す必要を痛感し、ジンバル雲台を中型にも採用する事にし、色々検討の結果、
大型と同様にRRSの組み立て式ジンバル雲台に決めました。
機器の構成は以下の4個の部品の組合せでとても軽いです。
Ultimate Omni-Pivot Package(部品3個)
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.8893/.f
PC-LR: Round lever-release panning clamp(部品1個)
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.3603/.f?sc=26&category=3553
上記の部品を三脚に取付けた状態。
70-200mm f2.8G ED VRII + TC-17E II + D4 を取り付けた状態。
35mm換算で 119-340mm となります。
私はニコンのテレコンを3個とも愛用していて、 TC-20E III を使って35mm換算で 140-400mm の撮影もよくやります。
どの方向にもわずかの力でスムーズに動きます。
レバー操作で短時間に雲台の交換が可能です。
ボール雲台と三脚接続には Tripod Head Plate が必要です。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.4123/.f
ボール雲台とクランプの間の布は重い機材を乗せた時に急に
機材が傾いて指を潰さない為にネックに巻き付けています。
・600mm F4 用 自作レインコート ― 2014/04/17 18:43
・超望遠用雲台をRRSのジンバルヘッドに変更 ― 2014/04/17 00:06
今までGitzo5型三脚(Gitzo GT5541LS) にはヴィデオ雲台(Manfrotto 519)を使ってきましたが、激しく移動する対象を連続して撮影するには円滑な動きが若干妨げられていました。
そこで今回 ジンバル雲台のシステムに変更する事にし、色々なメーカー検討の結果、機材の重心位置をミリ単位で調整可能なReally Right Stuff (RRS) の Pano-Gimbal Head に変更しました。
http://www.reallyrightstuff.com/PG-02-FG-Full-Gimbal-Head.html
この雲台を三脚に取り付ける為にRRSの Levelling Base に交換
するとワンタッチで他のボール雲台などに変更可能です。
TA-3-LC-HK
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.8108/.f
このPano-Gimbal Head と Levelling Base を接続する為に
Round Dovetail Plate も必要です。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.4123/.f
そこで今回 ジンバル雲台のシステムに変更する事にし、色々なメーカー検討の結果、機材の重心位置をミリ単位で調整可能なReally Right Stuff (RRS) の Pano-Gimbal Head に変更しました。
http://www.reallyrightstuff.com/PG-02-FG-Full-Gimbal-Head.html
この雲台を三脚に取り付ける為にRRSの Levelling Base に交換
するとワンタッチで他のボール雲台などに変更可能です。
TA-3-LC-HK
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.8108/.f
このPano-Gimbal Head と Levelling Base を接続する為に
Round Dovetail Plate も必要です。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl/it.A/id.4123/.f
これは 600mm F4 VR + TC-14E II + D4 でかなり重量の有る
組合せですが、指一本でスムースに動きます。
今回更にレリーズにワイヤレスリモートコントローラー WR-10 を
導入しました。カメラに全く触らずにレリーズ可能で、更に複数台
同時レリーズも可能となりました。
組合せですが、指一本でスムースに動きます。
今回更にレリーズにワイヤレスリモートコントローラー WR-10 を
導入しました。カメラに全く触らずにレリーズ可能で、更に複数台
同時レリーズも可能となりました。
・L-Plate for D4 and D800E ― 2012/05/03 15:54
私はカメラの固定器具をReally Right Stuff (RRS) 製で統一しています。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl?search=Index&code=46&key=fr
RRSは代理店が有りませんので、インターネット経由で直接発注しています。
ニコンのD4とD800E用のクランプを4月26日夜ウエブでカード払いで発注しましたら、連休中にもかかわらず5月2日午前中に郵便局から配達されました。
http://www.reallyrightstuff.com/s.nl?search=Index&code=46&key=fr
RRSは代理店が有りませんので、インターネット経由で直接発注しています。
ニコンのD4とD800E用のクランプを4月26日夜ウエブでカード払いで発注しましたら、連休中にもかかわらず5月2日午前中に郵便局から配達されました。
到着時に開梱した状況です。
今は円高で安く輸入できる上に、この種のメーカーはいくつか有りますが、海外のメーカーは高精度・高強度の物を数多く提供しています。
同時に発注した28インチのカメラバー等は以前にお知らせしたBORG101EDを使った超望遠システムにD800Eを着け超高解像での撮影を狙って光軸をきっちり調整・保持をする為に発注しました。
まだD800Eの操作にも慣れていない状況ですので、のんびり組み上げる予定ですが、狙い通りに完成しましたら、このブログで報告します。
目標は100m以上でのシギの足にに付けられたフラッグやアルミの足環に刻印された識別番号の撮影です。
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#04
・BORG101EDを使った超望遠システム 2 ― 2011/11/06 14:19
実写レポートです。
対象は谷津干潟の屋根の有る観察場所から対岸の小学校の時計を撮ってみました。
ゴルフ用の簡単なレーザー距離距離計で計りますと距離は440m程度です。
まず参考用として600mm VR F4 + TC-14E Ⅱ+D3 で、840mm F5.6 での画像です。
中心部分の壁の外側にある時計を撮りますとこんな感じです。
撮影は別の日ですが、肉眼では殆ど識別できない対象物です。
画面上クリックで画像拡大できます。
対象は谷津干潟の屋根の有る観察場所から対岸の小学校の時計を撮ってみました。
ゴルフ用の簡単なレーザー距離距離計で計りますと距離は440m程度です。
まず参考用として600mm VR F4 + TC-14E Ⅱ+D3 で、840mm F5.6 での画像です。
中心部分の壁の外側にある時計を撮りますとこんな感じです。
撮影は別の日ですが、肉眼では殆ど識別できない対象物です。
画面上クリックで画像拡大できます。
BORG101EDを使って焦点距離5760mmの超望遠システムの解像度はどの程度になるのでしょうか。
同じ方向を撮りますとこんな具合です。
同じ方向を撮りますとこんな具合です。
等倍切り出しですとこのぐらいです。時計の下の文字も読めます。
時計の下の網入りガラスの具合もなんとなく見えます。
大気のゆがみが有り、これ以上は難しそうですが、使えそうです。
時計の下の網入りガラスの具合もなんとなく見えます。
大気のゆがみが有り、これ以上は難しそうですが、使えそうです。
・BORG101EDを使った超望遠システム ― 2011/10/30 18:08
BORG101EDを使って焦点距離5760mmの超望遠システムを作っています。
ほぼ出来上がり、現在様々な調整とテストを行っています。
システムの全体像は以下のようなものです。
システムの中心部分の拡大写真です。
全長が90cm以上有り、鏡筒が自重で撓みますので、光軸を保持する為に
Really Right Staff 製のレール・クランプ類を組み合わせて補強しています。
BORG101EDの焦点距離は640mm で、
これにNikonのテレコンバーターTC-301 と TC-201 を連結し、焦点距離を6倍にして
さらに D300 で1.5倍になりますので、
全体の焦点距離は35mm換算で640mm X 6 X 1.5
= 5760mm となります。
撮影は三脚を使った Manual Focus です。
画角が非常に狭いので、照準機を D300 のアクセサリーシューにつけています。
ピントはLMF-1の合焦ノブ1(粗動)、合焦ノブ2(微動)を使い分けて合わせます。
全体がレールに乗っているので、操作は非常に滑らかです。
このシステムを使った画像は別途アップします。
システムの部品構成表(組合せ順)
101ED超望遠システム | |
品名 | 品番 |
101ED対物レンズ | 2101 |
金属鏡筒6000 | 7800 |
ドローチューブ | 7749 |
YUETSU-27g 10mm | |
クレイフォード式接眼部 LMF-1 | 9868 |
2インチホルダーS 20mm | 7508 |
2インチホルダーL 60mm | 7509 |
カメラマウントホルダーM | 7000 |
カメラマウントニコン用 | 5003 |
Nikon TC-301 2X | |
Nikon TC-201 2X | |
Nikon D300 | |
焦点距離 5760mm | |
640X6X1.5 | |
2011/10/30現在 |
・AF BORG Nikon で全玉抜AFを作る 2 ― 2010/08/02 22:30
私は千葉市に住んでいますが、昨日は暑かったですね。
ゴルフに行きましたが、皆ふらふらでした。
今日、分解・玉抜き・組立にかかり、組立後に写真撮影までで3時間ほどでした。
ゴルフに行きましたが、皆ふらふらでした。
今日、分解・玉抜き・組立にかかり、組立後に写真撮影までで3時間ほどでした。
抜いたレンズ4群と抜け殻の本体です。
分解前に絞りの機構は使えると判断しましたので、残しました。
折角絞りの信号がカメラに行く設計になっているので、この機能は使えるのではないかと作業中に思いました。
分解前に絞りの機構は使えると判断しましたので、残しました。
折角絞りの信号がカメラに行く設計になっているので、この機能は使えるのではないかと作業中に思いました。
対物レンズ側からの写真です。
Dタイプレンズなので、絞りは通常最小になります。
Dタイプレンズなので、絞りは通常最小になります。
カメラボディー側からの写真です。
分解組立に使用した工具備品類です。
どんな工具か参考用に説明します。
左上から横に行き最後は右下までです。
フィルタープライヤー: レンズと絞り機構の分離に使用
ノギス: 位置関係とか直径などの寸法測定用
精密エンジニアリング用プライヤー: ピンセットで対処できない部品を掴む
ペンテル修正液: 分解・組立時の位置確認用の印のペイント用
ピンセット先曲がり: 大小各1本
ピンセット先直線 : 小1本
精密プラスドライバー#0: 太軸 細軸 各1本
精密プラスドライバー#00: 太軸 細軸 各1本
精密プラスドライバー#000: 細軸 1本
精密マイナスドライバー2.5mm: 太軸 1本
吸盤オープナー: 対物レンズ分解用
ハンドラップと綿棒: レンズのクリーニング用
ヘリコイドグリース#10: 光学用特殊グリース(柔らかめ)
80Φ鏡筒とズームレンズの接続方法は未だ決まりません。
通常のカメラマウントと同じぐらいの強度と精度をどうやって確保するかです。
AFレンズは決まっていませんが、Kenko のNo.2 と No.3 で試してみようかなと考えています。
組み上がりましたら、報告します。
・AF BORG Nikon で全玉抜AFを作る ― 2010/07/31 18:42
BORGのAF化について、最近既存のレンズの一部または全部を外して代わりのAFレンズを入れることによりAF化をする例が何件か報告されております。
代表的なサイトをいくつか挙げますと、
アクロマートAF http://achromataf.exblog.jp/
代表的なサイトをいくつか挙げますと、
アクロマートAF http://achromataf.exblog.jp/
Lounge DigiBORG 改造サイト http://www.digisco.com/digiborg_bbs/digisco.cgi
が有ります。
撮影サンプル写真を見させていただくと、なかなかのようなので、
私も以下のベースで試作してみることにしました。
機材の基本構成は次のような事を考えています。
対物レンズはBORG101ED
鏡筒は80Φでドローチューブで光路長を素早く調整可能にする
ズームレンズはシグマの70-300mmF4-5.6を使用する。
カメラはNikon D300
現在基本構想と平行して機材の調達を行っています。
まず次の物を入手しました。
ズームレンズ外側にかぶせる80ΦL25ミリ鏡筒 [7025]
ドローチューブ [7800] と 80ΦL25ミリ鏡筒 [7025] を直結する特注リング
特注リングの仕様は次の通りです。
ドローチューブ側 73.0mmΦ雌 P0.75
80ΦL25ミリ鏡筒側 77.6mmΦ雄 P0.75
特注リング単体の外観
が有ります。
撮影サンプル写真を見させていただくと、なかなかのようなので、
私も以下のベースで試作してみることにしました。
機材の基本構成は次のような事を考えています。
対物レンズはBORG101ED
鏡筒は80Φでドローチューブで光路長を素早く調整可能にする
ズームレンズはシグマの70-300mmF4-5.6を使用する。
カメラはNikon D300
現在基本構想と平行して機材の調達を行っています。
まず次の物を入手しました。
ズームレンズ外側にかぶせる80ΦL25ミリ鏡筒 [7025]
ドローチューブ [7800] と 80ΦL25ミリ鏡筒 [7025] を直結する特注リング
特注リングの仕様は次の通りです。
ドローチューブ側 73.0mmΦ雌 P0.75
80ΦL25ミリ鏡筒側 77.6mmΦ雄 P0.75
特注リング単体の外観
特注リングをつけてドローチューブを伸ばした状態
特注リングをつけてドローチューブを縮めた状態
これでAFレンズの交換の後、光軸をきっちり維持したまま
素早く光路長の変更ができると思います。
ズームレンズの全玉抜きは未だ取り掛かっておりません。
80ΦL25ミリ鏡筒とズームレンズの接続方法も未定です。
終わりましたら報告いたします。
・Reflex-NIKKOR 500mm + TC-16A改 結論 ― 2010/07/25 18:26
今年2月にテストを開始した Reflex-NIKKOR 500mm + TC-16A改について
一応の結論を出しました。
使用は取り止めと致しました。理由は以下に記載の通りです。
一応の結論を出しました。
使用は取り止めと致しました。理由は以下に記載の通りです。
当初このシステムは軽量かつ全長が短い事から手持ちで撮影するのに最適ではないかと想定してテストしてきましたが、D300で焦点距離が1200mmとなり、これを扱うにはあまりにも軽すぎて手振れを抑えられない状況でした。
AFは動きますが、三脚できっちり押さえ込まないと手振れはどうにもなりません。
これでは意味が有りませんので残念ながら使用取り止めとしました。
素のMF500mmなら問題ないと思います。
NIKONさん x1.0のAFテレコン作って下さい。
私は現在500mm前後の焦点距離での手持ち撮影は
70-200mm f2.8G ED VRII + TC-17EII + D300
をメインで使って撮影しております(35mm換算最大510mm)。
70-300mm f4.5-5.6G VR + TC-14EⅡ改 + D300
の組合せも時々使います(35mm換算最大630mm)。
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